世界遺産 屋久島の森
月に35日雨が降る島
林芙美子が小説「浮雲」でそう書いたように、屋久島は非常に雨がふりやすい島です。
暖かい黒潮の本流に囲まれ、洋上のアルプスと言われるように島そのものが高い山の多い屋久島では、水蒸気や雲が島にぶつかり、それが山に沿って上昇して雨雲となり多くの雨を降らせるのです。
この雨が屋久島の自然豊かな森を育てているのです。
樹齢7200年の杉
1993年日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島を代表する存在として「縄文杉」があります。、
屋久島では樹齢1000年以上の天然杉だけを「屋久杉」と呼び、このうち樹齢が最長と言われるのが縄文杉です。
推定される樹齢は7200年とも言われ、縄文杉の皮や根を守るため、近くへの立ち入りは禁止され、近くの展望台からその姿を見ることができます。
7200年前。その名前が示すとおり日本はまだ縄文時代。
我々の遠い祖先がまだ竪穴式住居で暮らしていたころより屋久島から日本を眺めていた巨樹。
私たちが想像することすらできない時間が守られている島。それが屋久島です。
そんな悠久の歴史に思いをはせながら縄文杉までの道のりを一歩一歩進んでいきましょう。
耳を澄ませば聞こえてくる木々の音、風の音、水の音、そして大地の温もり。
都会の喧騒を離れ、自然に全身をゆだねてみませんか。
縄文杉トレッキングツアー
屋久島観光で一番の人気といえば、このツアーではないでしょうか。
当店でも初となるトレッキングツアーです。
せっかく屋久島へ行くのですから、縄文杉を見ないわけにはいきません。
まずは「海を育てている森」を見て、そして「森に育てられた海」を感じる。今回のビッグツアーはそんな贅沢なツアーです。
トレッキングツアーの流れ
- 05:00
- 宿出発
- 06:00
- 荒川登山口出発
- 11:30
- 縄文杉到着
- -
- ランチタイム
- 16:00
- 荒川登山口到着
- 17:00
- 宿到着
持ち物
リュック・雨具・飲み水500ml(途中で山水をくめます)・歩きやすい靴・軍手等
※ その他、折り畳み傘やストックなどがあると便利です。