ドリームワークスでは一年を通じて毎週末のように伊豆半島の海へダイビングに出かけています。
ハイシーズンは毎日のように。
ダイビングをしたことがない方から見ると、関東で潜れる場所があることすら知られていません。
また、ダイビングをしたことがある方でも、伊豆では潜ったことがない。そんな話を聞くことがあります。
しかし、それは本当に勿体無いことです。
ドリームワークスから車でわずか2時間走れば、そこには世界にも誇れるダイビングスポットが点在しています。
伊豆の海へ行ってみませんか。
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伊豆半島沖に流れる「黒潮」。
黒潮は南で発生して日本の太平洋岸をなめるように流れ、そして太平洋へと注がれます。
この黒潮が伊豆半島へ温かく透明度の高い海水と、南の海の生物達をたくさん運んできてくれるのです。
黒潮の起源は、赤道沿いに東から西へと流れてくる潮流が、フィリピン諸島の東で北に向かうところから始まります。
フィリピン諸島にぶつかって北へ進路をとった潮流はそのまま北上し、台湾と石垣島の間を通過します。
ここからが黒潮と呼ばれる潮流となります。
その後黒潮は、鹿児島の南西で東へと進路を変え、日本の南側に流れ込みます。
鹿児島の南西で、黒潮の一部は日本海へと抜け、対馬海流となります。
対馬海流は日本海を流れ、その後津軽海峡を抜け再び太平洋へと戻ってきて、親潮と共に黒潮へと流れていきます。
- 黒潮の幅は?
- 黒潮の幅は日本近海で約100kmにもなります。
- 100kmはドリーワークスからいつものツアーコースを通っていくと、熱海ぐらいまでの距離です。
- 直線距離で言えば伊豆海洋公園ぐらいまででしょうか。
- ものすごく広い幅で驚きますね。
- 黒潮のスピードは?
- 潮の流れの速さは最大で約時速7.4kmです。
- あまり早くないように思われますが、幅100mの水の塊が移動しているわけですから、とてつもないパワーです。
- 黒潮は貧栄養?
- 黒潮は南の海から流れてくるのでイメージとしてはプランクトンたっぷりというイメージがありますが、実はプランクトンは少なく、そのため透明度が高いのです。
- その結果、海水面の色が青黒色になるため、これが「黒潮」と呼ばれる所以です。
- ちなみに、北側から流れてくる親潮は黒潮の10倍もプラントンが多く栄養たっぷりで、世界有数の漁場となっています。
- 春(5月から7月)
- 水温 16℃から22℃
- 気温 15℃から20℃
- 透明度 3m-15m
- スーツ ドライスーツ、5mm2ピースウェットスーツ+フードベスト
- 春濁りと呼ばれる現象が発生します。
- 春濁りとは、冬の間に成長した海藻類などが水温の上昇とともに溶け出し、浮遊物が多く発生します。
- また、水温の上昇と共にプランクトンも発生するため、一時的に透明度が低下します。
- しかし、この春濁りが生物達の誕生には不可欠で、豊な伊豆の海の源となります。
- 西伊豆大瀬崎では5月ごろマンボウが見られるようになり、西伊豆安良里ではトビエイが見られるようになります。
- 夏(8月から10月)
- 水温 19℃から27℃
- 気温 20℃から27℃
- 透明度 8m-15m
- スーツ 5mmウェットスーツ
- 陸上の気温が上昇し、それを追いかけるように水温も上昇し始めます。
- 黒潮にのって南洋の魚たちが流れ着くようになります。
- トビエイの群れや神子元島ではハンマーヘッドの群れが見られるようになります。
- 伊豆半島がダイバーで最も賑わう季節となります。
- 台風の通り道となることも多いですが、台風の前と後では海の中がガラッと変ることもあり、台風が南の魚を運んで来てくれることも多くあります。
- 秋(11月から12月)
- 水温 15℃から20℃
- 気温 5℃から18℃
- 透明度 10m-20m
- スーツ ドライスーツ、5mm2ピースウェットスーツ+フードベスト
- 水温が徐々に下がり始めます。
- しかし、意外にも11月は伊豆の海の中がもっとも賑やかな季節でベストシーズンと言えます。
- この時期を潜らないのはダイバーとしてもったいない話です。
- 全ポイントでたくさんの魚たちの群れが見られるようになります。
- 冬(1月から4月)
- 水温 14℃から16℃
- 気温 3℃から10℃
- 透明度 10m-20m
- スーツ ドライスーツ
- 水温が最も低くなる季節です。
- 海の中では色とりどりのウミウシの仲間達がたくさん見られるようになり、カメラ好きなダイバー達を喜ばせてくれます。
- また、暖かい時期は深い場所にいる生物たちが浅瀬にあがってくる季節なので、この時期しか見ることが出来ない生物がたくさん見られるようになります。
- 一年を通じて最も透明度が安定する時期となります。
- 4月に入ると春濁りか始まり透明度が落ち始めます。