レスキュー講習
スキューバダイビングは大自然を相手に遊ぶレジャースポーツです。
しかし、大自然の前には時として予想外のアクシンデン トに遭遇する場合もあります。
それらは、ほんのささいなことがキッカケで 大きなトラブルに発展してしまうケースが多いものです。
例えば、水面移動時に水を飲んでしまい水面で慌ててしまったり、バディのフィンがマスクに当たってしまいマスクの名かに水が浸入して慌ててしまったり、スクーバ器材をひっかけて身動きがとれなくなってしまったりといった、 落ち着いて対処すればすぐに解消できる小さなトラブルが原因となって一瞬にしてストレスから不安、パニックへと拡大していってしまうことがあります。
こうしたトラブルが発生しても、すぐに対処できる知識をそなえるとともに、トラブルを未然に防ぐ能力を身につけ、さらに万一の事故の際の救命方法までを学のが、このレスキュー・コースです。
救助法ひとつをとっても、救助を必要としているダイバーの精神面、状況、救助場所、環境の違いなどでその方法は変わってきますが、講習では、ビーチの場合、ボートの場合などのパターンを想定して、適切な方法をシミュレーション形式でひとつひとつマスターしていきます。
レスキュー・コースを受講することは、他のダイバーを救助できるテクニックが身につくばかりでなく、自分自身のスキルアップが図れ、さらには安全度も格段に向上します。
バディがレスキュー経験を持つ経験豊富なダイバーであれば、より安全性の高いダイビングが安心して楽しめることは間違いありません。
- 料金 70,000円(税抜)(最低催行人数2人 ※マンツーマンの場合はご相談下さい)
- 参加条件 PADIアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーであること、EFR一次ケア・二次ケアを修了していること
- コース内容 学科試験+海洋実習5ダイブ(一泊二日が基本となります)
- EFR(エマージェンシーファーストレスポンス)についてはこちらのページをご覧下さい。
レスキューダイバーの同行について
既にレスキュー講習を修了している方の参加も可能です。
使用頻度の低いスキルのため、ついつい忘れてしまいがちですが、それではいざというときに役に立ちません。
マニュアルなどは購入する必要がありませんので、格安で講習に参加することが可能です。
※ ウエイトの回収作業や進行のお手伝いをしていただく場合があります。
※ あくまで同行となりますので、細かいアシストやフォローなどは出来ない場合があります。
- 料金 24,800円(税抜)、宿泊費は含まれていません。
- 参加条件 PADIレスキューダイバーであること
モデルプラン
レスキュー講習モデルプラン
- 日程
- 講習内容
- 1日目
- 知識開発
- トレーニングセッション1〜5
- 練習1:疲労ダイバーへの対応
- 練習2:パニックダイバーへの対応
- 練習3:浜、ボート、桟橋からの対応
- 練習4:水中でトラブルに遭遇しているダイバーへの対応
- 練習5:行方不明ダイバーの対応
- 練習6:反応の無いダイバーを浮上させる
- 練習7:水面で反応が無いダイバーへの対応
- 練習8:反応の無いダイバーをエキジットさせる
- 練習9:圧力に関連する事故の対応
- 練習10:浜やボートからの対応
- 緊急アシストプラン
- ファイナルエグザム
- 2日目
- レスキューシナリオ1〜4
- シナリオ1:手足にケガを負って水中で苦しんでいるダイバー
- シナリオ2:水面で苦しんでいるダイバー
- シナリオ3:水面で反応の無いダイバー
- 反応の無いダイバーのファーストエイドとエキジット
EFR + レスキュー講習モデルプラン
- 日程
- 講習内容
- 1日目
- EFR 一次ケア:心肺蘇生法
- EFR 二次ケア:ファーストエイド
- 2日目
- 知識開発
- トレーニングセッション1〜5
- 練習1:疲労ダイバーへの対応
- 練習2:パニックダイバーへの対応
- 練習3:浜、ボート、桟橋からの対応
- 練習4:水中でトラブルに遭遇しているダイバーへの対応
- 練習5:行方不明ダイバーの対応
- 練習6:反応の無いダイバーを浮上させる
- 練習7:水面で反応が無いダイバーへの対応
- 練習8:反応の無いダイバーをエキジットさせる
- 練習9:圧力に関連する事故の対応
- 練習10:浜やボートからの対応
- 緊急アシストプラン
- ファイナルエグザム
- 3日目
- レスキューシナリオ1〜4
- シナリオ1:手足にケガを負って水中で苦しんでいるダイバー
- シナリオ2:水面で苦しんでいるダイバー
- シナリオ3:水面で反応の無いダイバー
- 反応の無いダイバーのファーストエイドとエキジット