エマージェンシー・ファースト・レスポンス講習
このコースは、スキューバダイビングに限らず、生命に関わる緊急時に対応するための考え方と方法を学びます。
家族が自分の目の前で車の事故に巻き込まれて呼吸をしていない、職場で同僚が心臓発作で倒れたり、自宅で家族が心筋梗塞で倒れた。
こんなときに重要なことは、一秒でも早く正しい対応をすることです。
例えば、心筋梗塞で亡くなられる方の半数以上が、救急車で病院に担ぎ込まれる前に心臓が止まってしまい、蘇生することがかないません。日本では無事に退院できる人は100人のうち2人ぐらいだそうです。
しかし、心臓が停止してから4分以内に一次ケア(一般人による人工呼吸など)を行い、8分以内に専門家による救命処置が行われた場合は、約半数の人が丹院し、平常の人生へ復帰できているそうです。
いかに、一次ケアをすばやく実施するかが大事か御理解いただけたかと思います。
目の前でおこってしまった事故に対して、他人任せではなく、自分が貢献できるように、命を救う手助けができるようになりませんか。
EFR一次ケア
生命にかかわる緊急時のための緊急ケアを学びます。
知識開発とスキル開発、現実的なシナリオ練習を通して万が一の際に「まず何をすればよいか?」を身につけ、躊躇することなく手がさしのべられるように学習します。
EFR二次ケア
即座に生命にかかわらないケガや病気、あるいは救急隊が到着するのに時間がかかるか、利用できない場合を扱うものです。
知識開発とスキル開発、現実的なシナリオ練習を通して二次ケアと適切なファースト・エイドに焦点を当てて学習します。
- EFR一次ケア(CPR) 12,000円(税抜)
- EFR二次ケア(ファーストエイド) 12,000円(税抜)
- EFR一次ケア+二次ケア セット 20,000円(税抜)
- 参加条件 特になし
- コース内容 学課講習 + シナリオ練習
モデルプラン
- 講習内容
- EFR一次ケア
- CPR(心肺蘇生法)
- 現場の評価
- バリアの使用
- 一次評価
- レスキュー呼吸
- 成人に対して一人で行うCPR
- 気道閉塞で意識がある/無い成人への対応
- ひどい出血の管理
- ショックの管理
- 背骨の損傷の管理
- EFR二次ケア
- ファーストエイド
- ケガの評価
- 病気の評価
- 包帯の使用方法
- 骨折や脱臼のときのための副木の使用方法